ウズベキスタン共和国とは
ウズベキスタン共和国は、中央アジアの中央部に位置する国である。
国旗
地理的なデータ
国は北東と東にキルギス、北と北西にカザフスタン、南東にタジキスタン、南西にトルクメニスタン、南にアフガニスタンと接している。
国の総面積は44万7,400平方キロメートル(日本の約1.2倍)
人口
ウズベキスタンの人口が3,440万人(2022年:国連人口基金)
ウズベキスタンには130以上の民族が住んでいる:
1位 ウズベク系(84.3%)
2位 タジク系(4.8%)
3位 カザフ系(2.4%)
4位 カラカルパク系(2.2%)
5位 ロシア系(2.1%)
宗教
イスラム教徒 – 93% (主にハナフィー マドハブのスンニ派、シーア派の数は 1% を超えない)、正教会 – 4%、残りの 3% はローマ カトリック教徒
言語
国家語はウズベク語(テュルク諸語に属する。但し、タシケント、サマルカンド、ブハラ等主として都市の諸方言はペルシア語の影響を強く受けている)。またロシア語も広く使用されている。
経済
主要産業
綿繊維産業、食品加工、機械製作、金、石油、天然ガス
GDP
692.0億ドル(2021年:IMF
一人当たりGDP
2,002ドル(2021年:IMF)
通貨
スム(Sum:1994年6月27日導入)
為替レート
1ドル=10,933スム(2022年8月29日付:ウズベキスタン共和国中央銀行)
主要貿易品目
(1)輸出:金、工業品、サービス、食料品・動物性生産品、化学製品
(2)輸入:機械・輸送機器、工業品、化学製品、食料品・動物性生産品、サービス
主要貿易相手国
(1)輸出:中国、ロシア、トルコ、カザフスタン、キルギス
(2)輸入:中国、ロシア、カザフスタン、韓国、トルコ
経済概況
(1)独立当初より市場経済化については漸進的なアプローチを採用した結果、CIS諸国の中では独立後の経済の落ち込みは比較的緩やかであった。GDP成長率は2004年から7~9%の高水準を維持してきたが、近年は資源安等の影響も見受けられる。
(2)主要産業は綿花栽培。また、天然資源にも恵まれ、天然ガス、ウラン、金などが豊富。一次産業が主体の経済であり、産業の高度化が課題。
(3)ミルジヨーエフ大統領は、経済システムの自由化、投資環境の改善を重視。2017年9月、為替レートの統一を行うとともに、外貨兌換・持出しに対する制限が撤廃された。
日本とウズベキスタン 二国間関係
1 政治関係
両国関係は良好に進展。双方が大使館を開設済み。人的交流も活発。
(1)国家承認日 1991年12月28日
(2)外交関係開設日 1992年1月26日
(3)日本大使館開館 1993年1月
(4)在日ウズベキスタン大使館開設 1996年2月
2 経済関係
日本の対ウズベキスタン貿易(2021年:財務省貿易統計)
輸出 202.8億円(自動車、一般機械、ゴムタイヤ及びチューブ)
輸入 16.9億円(肥料、果実及び野菜、アルミニウム及び同合金)
3 文化関係
一般及び草の根文化無償資金協力 計21件 計7.0億円 (2021年度まで)
4 在留邦人数
133人(2021年10月現在:外務省)
首都
ウズベキスタン共和国の首都は「タシケント」
ウズベキスタンおよび中央アジア最大の人口都市であり、国の最も重要な政治、経済、文化、科学の中心地であり、航空、鉄道、自動車のハブでもある。
人口は280万人を超えている。
ウズベキスタンの首都は、世界で最も快適な都市 140 のうち 58 位にランクされている。
サマルカンド